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介護が必要となったきっかけ

E様　86歳　男性　要介護２ E様には軽度の認知症があります。奥様に先立たれ、一人暮らしとなってしまったことをきっかけに、それまでサービスを使わずに生活していたE様もサービスを利用することになりました。

本人・ご家族の希望

E様は「いろいろ大変だけど、この家でいつまでも暮らしたい」と思っており、市内に住む娘様もその思いを大切にしてあげたいと考えていました。しかし、娘様も夫の両親を介護しながらの生活だったため、負担とならないよう配慮が必要でした。

ケアマネジャーの提案

ケアマネジャーは週3日のデイサービスと訪問介護を週2日利用することを提案しました。デイサービスでは入浴を主な目的として利用し、訪問介護では掃除と洗濯、食事の買い物をお願いしました。 娘様も大変な中、週２日は訪問し、様子を見たり買い物をしたりといったサポートをしてくれることになりました。

デイサービスの利用を始めてから

E様にとってデイサービスは楽しい場所だったようです。レクリエーションや脳トレ、機能訓練も楽しんでいたようですが、何より楽しみにされていたのはお風呂でした。家にいたころは大変でシャワーだけだったE様はゆっくりとお湯につかることができるようになったことが何より嬉しかったようです。娘様もデイサービスに喜んで行ってくれる父親を見てほっとしている様子で、今はデイサービスに行く日を増やすことを相談しています。